こんにちは、katokenです。
みなさんは、毎月いくら保険料を支払っていますか?
保険への加入状況は、本当に人それぞれです。
手厚く備えている人もいれば、ほとんど入っていない人もいます。
どちらが正解というより、家族構成、収入、貯蓄額、不安の感じ方によって、必要な備えは変わるものだと思います。
ただ、もし保険に入っている理由が、
- 周りが入っているから
- なんとなく不安だから
- 昔すすめられたまま放置しているから
- 毎月の保険料をあまり把握していないから
という状態なら、一度見直してみる価値はあります。
我が家は、私、妻、娘2人の4人家族です。
その中で保険を見直した結果、医療保険には加入せず、代わりに「月1万円の医療貯金」を続けるという形にしました。
この記事では、その理由を我が家の体験談としてまとめます。
この記事でわかること
- 30代・4人家族の我が家が保険を見直した理由
- 我が家が残している保険と、手放した保険
- 医療保険の代わりに「医療貯金」を選んだ考え方
- 高額療養費制度をふまえた医療費への備え方
- 保険を解約・見直す前に確認したいポイント
保険は「入る・入らない」よりも、理由が大事
まず前提として、私は保険そのものを否定しているわけではありません。
保険は、起きる確率は低くても、起きたときに家計だけでは対応できないリスクに備えるための仕組みです。
だからこそ大切なのは、何となく加入することではなく、
「何に備えるための保険なのか」
「そのリスクは貯金で対応できるのか」
「毎月の保険料に納得できているのか」
を自分の言葉で説明できることだと思います。
我が家の場合、保険を見直すときに意識したのは次の考え方です。
貯金で対応できるリスクは、できるだけ貯金で備える
数万円から数十万円の出費であれば、生活防衛資金や目的別貯金で対応できる可能性があります。
もちろん、急な出費は痛いです。
ただ、毎月の保険料を払い続けるよりも、我が家の場合は「自分たちで貯めておく」ほうが納得感がありました。
家計では対応しきれないリスクには、保険を使う
一方で、数千万円単位の死亡保障や、高額な損害賠償のようなリスクは、貯金だけで備えるのが難しいです。
こうしたリスクには、保険の仕組みを活用したほうが合理的だと感じています。
我が家が残している保険
現在、我が家が特に重視しているのは、次の2つです。
掛け捨ての生命保険
1つ目は、掛け捨ての生命保険です。
私には妻と娘2人がいます。
万が一、私に何かあったとき、残された家族の生活費や教育費を考えると、ある程度まとまった死亡保障は必要だと感じています。
ただし、我が家では貯蓄型ではなく、シンプルな掛け捨て型を選んでいます。
現在加入しているものは、月額1,000円以内で、約2,000万円の死亡保障があるタイプです。
もちろん、この金額がすべての家庭に合うわけではありません。
必要な保障額は、家族構成、住宅ローンの有無、貯蓄額、子どもの年齢、配偶者の収入などによって変わります。
我が家では、保険に貯蓄性を求めるよりも、保険料を抑えて、浮いたお金を生活防衛資金や将来の教育費、資産形成に回すほうが合っていると判断しました。
個人賠償責任保険
2つ目は、個人賠償責任保険です。
「個賠」と呼ばれることもあります。
これは、日常生活の中で他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまったりしたときの損害賠償に備える保険です。
たとえば、次のようなケースです。
- 子どもが誤ってお店の商品を壊してしまう
- 自転車で歩行者にぶつかってしまう
- 遊んでいる最中に友達にケガをさせてしまう
- ベランダから物を落として、他人の車を傷つけてしまう
こうした事故は、どれだけ気をつけていても完全にゼロにはできません。
そして、損害賠償は場合によっては高額になることがあります。
我が家では、ここは保険で備えるべきリスクだと考えています。
個人賠償責任保険は、自動車保険や火災保険の特約として付けられることもあります。
すでに加入している保険に含まれている場合もあるため、重複していないか確認することも大切です。
医療保険に入っていない理由
多くの方が加入を検討する保険のひとつに、医療保険があります。
入院日額いくら。
手術給付金いくら。
がん診断で一時金いくら。
こうした内容を見ると、入っておいたほうが安心に感じることもあります。
ただ、我が家では現在、医療保険には加入していません。
理由は大きく3つあります。
公的医療保険がある
日本には公的医療保険制度があります。
現役世代では、医療費の自己負担は原則3割です。
さらに、医療費が高額になった場合には、高額療養費制度によって、1か月あたりの自己負担額に上限が設けられています。
たとえば厚生労働省の説明では、70歳未満・年収約370万円〜約770万円の方が医療費100万円の治療を受けた場合、自己負担は約8.7万円に抑えられる例が示されています。
もちろん、差額ベッド代、食事代、通院交通費、付き添いにかかる費用など、公的医療保険でカバーされない出費もあります。
それでも我が家では、まず公的制度を理解したうえで、不足分を貯金で備える形にしました。
会社員の場合は、勤務先の制度も確認したい
会社員の場合、健康保険組合によっては「付加給付」があるケースもあります。
これは、高額療養費制度に加えて、自己負担をさらに軽くする仕組みです。
すべての会社にあるわけではありませんが、勤務先の福利厚生や健康保険組合の制度を確認しておくと、医療保険の必要性を考える材料になります。
保険を見直すときは、民間保険だけを見るのではなく、
- 公的医療保険
- 高額療養費制度
- 勤務先の健康保険制度
- 傷病手当金
- 生活防衛資金
を合わせて考えることが大切だと感じています。
医療費用として月1万円を別で貯めている
医療保険に入らない代わりに、我が家では「月1万円の医療貯金」をしています。
月1万円なら、1年で12万円。
5年続ければ60万円です。
このお金は、日常の買い物や旅行には使わず、医療費や急な体調不良に備えるお金として分けています。
目的を分けることで、気持ちの面でも安心感があります。
医療保険に入っていないから何も備えていないのではなく、我が家では「保険料として払うのではなく、自分たちで積み立てる」という形を選んでいます。
先進医療について考えたこと
医療保険を考えるときに、よく話題になるのが先進医療です。
先進医療は、技術料が全額自己負担になることがあり、内容によっては高額になる可能性があります。
この点は、私もかなり気になりました。
ただ、調べていく中で感じたのは、先進医療は「不安だから何となく特約を付ける」ではなく、実績や対象となる治療内容を確認したうえで判断したいということです。
厚生労働省は、先進医療の実績報告を公表しています。
こうした一次情報を見ながら、自分の家族にとって必要な備えなのかを考えることが大切だと思います。
我が家では、現時点では先進医療特約を含む医療保険には加入していません。
ただし、ここは価値観が分かれる部分です。
不安が強い方や、安心料として納得できる方は、特約を検討する選択もあると思います。
医療保険を解約する前に確認したいこと
ここまで我が家の考えを書いてきましたが、医療保険をすぐに解約すべきという話ではありません。
保険は、一度解約すると、健康状態によっては再加入が難しくなることがあります。
年齢が上がると、同じ保障内容でも保険料が高くなることもあります。
見直す前に、次の点は必ず確認したほうがいいと思います。
生活防衛資金はあるか
まず、急な出費に対応できる現金があるかを確認します。
医療保険をやめても、手元に現金がなければ不安は大きくなります。
最低でも数か月分の生活費を確保してから考えるほうが安心です。
勤務先の制度を把握しているか
高額療養費制度だけでなく、健康保険組合の付加給付や傷病手当金なども確認します。
会社員の場合、すでに一定の保障があることもあります。
逆に、自営業やフリーランスの場合は、会社員よりも備えを厚めに考えたほうがよいケースもあります。
死亡保障は足りているか
医療保険よりも先に確認したいのが、死亡保障です。
特に、配偶者や子どもがいる家庭では、自分に万が一のことがあったときの生活費や教育費を考える必要があります。
生命保険文化センターでも、必要保障額は家族構成や収入、資産状況、子どもの年齢などによって異なるとされています。
持病や通院歴があるか
現在治療中の病気がある方、過去に大きな病気をした方は、解約前に慎重な確認が必要です。
保険は、健康なときには不要に感じても、いざ必要になったときに新しく入れない場合があります。
不安を貯金で受け止められるか
制度上は貯金で対応できるとしても、気持ちの面で不安が強い場合もあります。
その場合、医療保険に入っていること自体が安心につながることもあります。
保険は数字だけでなく、心理的な安心感も含めて考えるものだと思います。
我が家の結論は「保険料を減らし、備えを見える化する」
我が家の結論は、医療保険を持たず、月1万円の医療貯金で備えることです。
その代わり、死亡保障と個人賠償責任保険は残しています。
つまり、すべての保険を削るのではなく、
- 家計では対応しにくい大きなリスクには保険を使う
- 貯金で対応できるリスクは自分で備える
- 毎月の固定費をできるだけ軽くする
- 浮いたお金を生活防衛資金や将来の準備に回す
という考え方です。
これが、我が家には合っていました。
保険を見直したことで、毎月の固定費が軽くなりました。
そして、何に備えているのかが明確になったことで、気持ちの面でもスッキリしました。
まとめ:保険は「安心を買うもの」だからこそ、納得して選びたい
保険に、全家庭共通の正解はないと思います。
医療保険に入ることが安心につながる家庭もあります。
一方で、公的制度や貯金を理解したうえで、保険を減らす選択が合う家庭もあります。
大切なのは、なんとなく入り続けることではありません。
自分の家族構成、収入、貯蓄、健康状態、勤務先の制度を確認したうえで、納得して選ぶことです。
我が家の場合は、医療保険を持たず、月1万円の医療貯金で備える形にしました。
これは、あくまで我が家の体験談です。
ただ、毎月の固定費を見直したい方にとって、保険は一度確認してみる価値のある項目だと思います。
まずは、今入っている保険の内容と保険料を確認するところから始めてみてください。
そして、必要に応じて公的情報や中立的な資料も確認しながら、自分たちに合った備え方を考えていきましょう。