「どうしてデザインを始めたんですか?」
最近、そんな質問をいただく機会が増えました。
実は私は、昔からデザイナーを目指していたわけではありません。
起業家になりたかったわけでもありません。
むしろ学生時代は、友達と遊ぶことが大好きで、イベントや飲み会の企画をしてはみんなで笑っている、ごく普通の学生でした。
そんな私が副業を始め、「SUNNY SIDE DESIGN」という名前で活動するようになった一番の理由は 「家族」 です。
このコラムは、私の自己紹介であると同時に、これまで発信してきた家計管理、AI活用、働き方、時間術、人生の考え方など、すべての原点となるストーリーでもあります。
この記事でわかること
- SUNNY SIDE DESIGNを始めた理由
- 家族が価値観を変えたきっかけ
- 副業を始めるまでに考えたこと
- 営業・デザイン・AIがつながった理由
- 私がこれから目指したい働き方
医療を志し、営業という道を選んだ理由
私はもともと医療の世界に興味があり、薬学部へ進学しました。
卒業後は製薬企業へ入社し、営業職という道を選びました。
理由は、自分の強みが知識だけではなく 「人と信頼関係を築くこと」 にあると思っていたからです。
医療従事者の方々と対話し、一緒に患者さんのために考える。
そんな仕事に魅力を感じていました。
学生時代から人と関わることが好きで、今でも100人規模の同窓会の幹事を務めたり、結婚式の余興を任されたりすることがよくあります。
本当に友人や周囲の人に恵まれた人生を歩ませてもらっていると感じています。
家族が私の価値観を大きく変えた
そんな私が大きく変わったのは、結婚でした。
それまでの私は、自分が楽しいと思うことを優先して生きてきました。
もちろんそれも悪いことではありません。
しかし妻と暮らし始めてから、何度も言われた言葉があります。
「二人で暮らすってどういうことか、ちゃんと考えたことある?」
当時は耳が痛い言葉でした。
でも今振り返ると、その一言が私の価値観を変えてくれました。
自分だけが楽しい人生ではなく、
家族みんなが幸せになる人生を考えるようになったのです。
そして娘が誕生しました。
その瞬間、 「もう自分だけの人生ではない」 と心の底から感じました。
育児休暇で見つけた、人生で一番大切な時間
ありがたいことに、私は育児休暇を取得することができました。
娘と毎日一緒に過ごす時間は、人生で最も幸せな時間だったと思います。
初めて寝返りをした日。
ベビーカーを押して近所を散歩した日。
抱っこしてもなかなか泣き止まず、夫婦で必死になった夜。
何気ない毎日が、今ではどれもかけがえのない思い出です。
その一方で、幸せだからこそ不安も生まれました。
「もし会社で何かあったら?」
「家族を守り続けられるだろうか。」
「会社以外でも価値を生み出せる人にならなければ。」
育児休暇は、娘との時間を与えてくれただけではありません。
「働く理由」 をもう一度考える時間でもありました。
副業探しは、迷い続けた日々だった
「副業を始めよう。」
そう決めたものの、何をすればいいのか全く分かりませんでした。
YouTubeを見ました。
本も読みました。
SNSでは「副業おすすめ10選」のような記事を何度も読みました。
AI、ブログ、動画編集、せどり、プログラミング…。
気になるものは片っ端から調べました。
PowerPointを開いて、自分の得意なことを書き出したこともあります。
営業力。
コミュニケーション。
企画力。
人と話すこと。
デジタルが好きなこと。
友人にも何度も相談しました。
「自分には何が向いていると思う?」
そんな質問を何人にもしました。
でも最後に気付いたのは、
「自分に合う副業は、自分で探すしかない。」
ということでした。
正解は誰も教えてくれません。
だからこそ、試して、失敗して、また考える。
その繰り返しだったと思います。
デザインとの出会い
昔からデジタルなものが好きでした。
色を組み合わせること。
ファッション。
画像編集。
動画編集。
そんな「作ること」が自然と好きでした。
そこでIllustratorを勉強し始めました。
……とは言っても、最初は本当に何も分かりません。
画面を開いても、何から始めればいいのかすら分からない。
YouTubeを見ながら一つひとつ機能を覚え、夜遅くまで試行錯誤を繰り返しました。
最初に名刺制作のお話をいただいた時は、本当に緊張しました。
「本当に自分で大丈夫なのだろうか。」
何度もデータを見直しながら納品したことを覚えています。
その経験を通して気付いたことがあります。
デザインとは、おしゃれなものを作る仕事ではありません。
「相手の想いを形にする仕事」 です。
営業として培ったヒアリング力やコミュニケーション能力は、デザインでも大きな武器になりました。
こうして営業とデザインが私の中で一つにつながり、 「SUNNY SIDE DESIGN」 が生まれました。
自分の価値でお金をいただく難しさ
会社員として働いていると、会社という大きな看板があります。
しかし副業は違います。
何を作るのか。
いくらで提供するのか。
どう提案するのか。
すべて自分で考えます。
初心者だった私に仕事を依頼してくださった友人や知人には、本当に感謝しています。
サービスを提供し、お金をいただく。
そのありがたさと責任の重さを、副業で初めて学びました。
案件数はまだまだ多くありません。
それでも、自分自身の力で誰かに喜んでもらえる経験は、私にとって何よりの財産です。
AIは、挑戦する時間を作ってくれる存在
そして現在、私の働き方に欠かせない存在がAIです。
営業資料の作成。
デザイン制作。
情報収集。
コラム執筆。
アイデア整理。
以前なら何時間もかかっていた作業が短時間で終わるようになりました。
AIは仕事を奪う存在ではなく、
「挑戦する時間を作ってくれる存在」
だと私は考えています。
生まれた時間を家族との時間に使う。
新しい勉強に使う。
誰かの役に立つサービスを考える。
だから私は、 「AIを使える人」 ではなく、
「AIを活用して、人の役に立てる人」
を目指しています。
営業、デザイン、AI。
一見バラバラだった経験が、今では私だけの強みになっています。
子どもたちに見せたい背中
私はまだ成功しているわけではありません。
副業だけで生活しているわけでもありません。
毎日迷いながら、新しいことを学び続けています。
でも、その姿こそ子どもたちに見せたいと思っています。
挑戦すること。
学び続けること。
人とのつながりを大切にすること。
そして家族を一番に考えること。
そんな生き方を、背中で伝えられる父親になりたいと思っています。
「SUNNY SIDE DESIGN」に込めた想い
「SUNNY SIDE DESIGN」という名前には、私なりの願いがあります。
誰かの毎日が、少しでも晴れやかになるように。
デザインを通して。
AIを通して。
コミュニケーションを通して。
相手の未来が少しでも前向きになるお手伝いができたら嬉しい。
そんな想いを込めて、この名前を付けました。
私はまだ挑戦の途中です。
これが正解なのかも分かりません。
それでも、家族を大切にしながら、友人に支えられながら、営業・デザイン・AIという自分らしい武器を磨き続けたいと思っています。
そしていつか娘たちに、
「お父さん、いつも楽しそうに仕事をしていたね。」
そう言ってもらえる人生を歩みたい。
それが、私が目指す働き方です。
そしてこれからも、 「SUNNY SIDE DESIGN」 として、誰かの 「晴れの日」 をデザインできる存在を目指していきます。